CASE STUDY導入事例

株式会社きらぼし銀行
ゼロトラ端末の導入により、端末認証機能の強化を通じてシステム全体の安全性を向上させ、通信状況の安定化により業務効率が改善しました。また、外部クラウドサービスの利用促進によりDX推進を実現しました。
「ゼロトラ端末」とは、ゼロトラスト セキュリティの考え方を導入したパソコンのことを指します。
- 業種
- 金融・保険業
- 従業員数
- 2,460名(2025.5.1 時点)

導入背景
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効率性とセキュリティを両立する自社管理の新たな挑戦
PC端末管理の運用を外部ベンダーに依頼していましたが、端末作業の効率化やセキュリティ向上、さらにスピーディな対応が求められていました。これらの課題に対応するため、自社内での管理を強化し、効率性を高める仕組みを構築する必要がありました。

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内製化によるコスト削減と収益創出
従来、外注に依存していたシステム関連業務を当社(アイティーシー社※を含む)による内製化へ移行することで、システム関連費用の圧縮を目指しました。また、銀行内部で培った技術やノウハウを外部展開することで収益創出にも貢献する取り組みです。
株式会社アイティーシーは当社の子会社です。

導入効果
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支援対応
- 初期 :キッティング 、ユーザー展開
- 維持保守運用:資産管理、ヘルプデスク、インシデント対応、セキュリティ更新
- 機器故障:修理・交換、予備機管理
- 機器廃棄:廃棄・データ消去
- 機器更改検討:導入計画立案

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システムの安全性を高めるリスクコントロール強化
- システムリスクコントロールの強化
端末側でホストとの通信の都度認証をチェックする仕組みを導入し、セキュリティ・コンプライアンスを強化。これにより、システム全体の安全性が向上。 - 生産性の向上
通信状況の安定化によってPCの操作性が改善され、効率的な業務遂行を支援 - DXの加速
外部クラウドサービスの利用促進により、デジタルトランスフォーメーション(DX)が一層進展

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今後の展望
- ゼロトラPCとのシナジー及びネットワークの可視化
- 一元管理によるコスト削減
- トラフィックの適切な管理などを意図しSD-WANの導入を推進中